
“自分らしくいられる場所を”GaBBy the globeで乾杯
池袋駅西口から徒歩3分。地下へ降りた先にあるゲイバー「GaBBy the globe」。お客さん同士の会話も大切にするガクさんに、店名に込めた想い、ゲイバーを続ける理由、そしてGaBByで生まれるつながりについて伺いました。
【ママ】 ガクさん
お客さん同士の会話も大切にする、気遣いのあるママ。おしゃべりで満たされた空間を守りながら、誰もが自分らしくいられる時間を作り続けています。
池袋駅西口から、地下のGaBByへ
池袋駅西口から徒歩3分ほど。藤井ビルの地下1階にあるのが、今回お邪魔したGaBBy the globeです。
池袋でゲイバーを探して来る方はもちろん、要町・椎名町方面や沿線の乗り換えついでに立ち寄る方も。二丁目に行ったことがなく、GaBByでゲイバーデビューした方も多いそうです。
- 1池袋駅西口を出て、西池袋方面へ。
- 2藤井ビルを目印に、地下1階へ降りる。
- 3扉の先に広がるのがGaBBy the globe。



おしゃべりで満たされた、地下の空間
店内はカウンター8席、テーブル18名程度。立ち飲みを合わせると35名ほど入れる広さがあり、その日によって楽しみ方が違うお店です。








GaBBy the globeという名前に込めた想い



GaBBy the globeの「globe」に込められているのは、ただ大きな世界を目指すという意味だけではありません。人が集まり、話し、笑って、自分らしくいられる時間。その価値は、時代が変わっても変わらない。
ガクさんの言葉を聞いていると、店名そのものが、GaBByという場所の在り方を表しているように感じます。
自分らしくいられる場所を作りたかった
GaBBy the globeは、2017年6月に始まったお店です。ガクさんが作りたかったのは、ゲイの方々が安心してゆったり過ごせる場所でした。


ガクさんの言葉は、ゲイバーをただ飲む場所としてではなく、誰もが自分に戻れる場所として見つめているようでした。
ゲイバーを知っていることで、ストレスを解消できるかもしれない。話せる相手がいることで、抱えていたものが少し軽くなるかもしれない。そうした想いが、GaBBy the globeの根っこにあります。
つらい時に、誰かと話せる場所があること。名前を呼ばれ、顔を覚えてもらい、また来たねと言ってもらえること。その小さな積み重ねが、誰かにとっては大きな支えになるのかもしれません。
忘れられない言葉が、続ける理由に
ガクさんがお店を始めた背景には、「つらい時に、ひとりで抱え込まなくていい場所を作りたい」という想いがあります。
その想いをより強くした出来事がありました。以前、GaBByで過ごしていたA君が亡くなられたあと、ご家族からガクさんのもとへ連絡があったそうです。
もっと何かできたのではないかという申し訳なさが残る中で、ご家族から届いたのは、GaBByで過ごした時間への感謝の言葉でした。


その言葉は、GaBByがA君にとって、ただお酒を飲む場所ではなかったことを教えてくれるものでした。
救えなかったことへの申し訳なさ。それでも、GaBByで過ごした時間をご家族が「自分らしくいられた場所」として覚えていてくれたこと。だからこそガクさんは、今もこの出来事を胸に置きながら、お店に立っているのだと思います。
優しさの持ち寄りでできているお店



GaBBy the globeでは、お客さん同士の会話が自然に生まれます。ただし、それは放任ではありません。
嫌がっているのに強引に話しかけていたり、困っている人がいたりした時には、ガクさんがきちんと間に入る。にぎやかさの中に、場を見守る気遣いがあるからこそ、初めての人も輪に入りやすいのだと思います。
枝豆とボトルシールから会話が広がる
GaBBy the globeには、会話が生まれる小さな仕掛けもあります。たとえば、お通しの枝豆はおかわり無料。気軽につまみながら、隣の人との会話が少しずつ始まります。
枝豆はおかわり無料。お酒を飲みながら、会話の合間に気軽につまめます。
ボトルシールの日付は来店日の記録。隣同士で会話が弾むきっかけにもなります。



キャンペーンでありながら、ただの特典で終わらない。ボトルシールに残る日付が、次の会話の入口になる。こういう細かいところにも、GaBByらしさが出ていました。
初めてから常連まで、楽しみ方が増えるキャンペーン
GaBByには、入口のハードルを下げる特典から、通うほど嬉しくなるサービスまで用意されています。初めての一杯にも、何度も通う楽しみにもつながる内容です。
25歳以下セット料金半額
若い世代が池袋でゲイバーデビューしやすい入口になるキャンペーンです。
新規限定 初回1ドリンク無料
初めてGaBByへ行く人も、最初の一杯を頼みやすいサービスです。
月6回来店でボトル1本
ボトルシールの来店日が、通う楽しみと会話のきっかけになります。
池袋店&上野店ハシゴ特典
同日にハシゴするとショット1杯プレゼント。GaBByを回遊する楽しみ方もあります。
失恋した日も、笑顔で立ち続ける



明るく見える場所にも、続けている人にしかわからない大変さがあります。けれど、その日も誰かにとってはGaBByに来る大切な夜かもしれない。
だからガクさんは、笑顔でカウンターに立ち続ける。気遣いのあるママという言葉の奥には、そんな強さもありました。
今だから笑える、ガクさんらしい本音
大変なことはたくさんある。身体的にも大変。立ち仕事で、飲み仕事。けれど、好きだからやれる。そんな話の流れで、急にガクさんらしい本音が飛び出しました。





深い話をしたと思ったら、急にゲイバーらしい軽さで笑わせてくれる。真面目さと冗談の距離が近いのも、ガクさんの魅力です。
初めてのゲイバーと今の人たちへ



お客さん同士の会話を大切にするガクさんの姿勢には、昔のゲイバーで見てきたママたちの存在も重なっているのかもしれません。
ただ飲ませるだけではなく、人と人の間に少しだけ橋をかける。GaBByで自然に会話が生まれる理由が、少し見えた気がしました。
休日はスーパー銭湯とゲームでクールダウン
週末の営業が終わると、ガクさんはスーパー銭湯へ行って体を休めることが多いそう。関東近郊で100軒ほど巡ったというから、かなりの銭湯好きです。




スーパー銭湯巡りのほか、テレビゲームや将棋も好きというガクさん。ディアブロ4、三国志、ウイニングポストなど、営業中とはまた違う顔が少し見えた気がしました。
ボトルコールは、てててて、ぎゃーびー



真面目な想いも、軽やかな冗談も、お客さん同士の会話も、全部ひっくるめてGaBBy the globeの時間。池袋の地下には、ただ飲むだけではない夜がありました。
ふらっと視点で見たGaBBy the globe

GaBBy the globeは、お客さん同士の会話が自然に生まれるゲイバーでした。ひとりで来ても、いつの間にか誰かと話している。そんな空気が、ガクさんの気遣いによって守られています。
店名に込められた「時代が変わっても大切なものは変わらない」という想いも印象的でした。ゲイバーを、自分らしくいられる場所として作り続けていることが、言葉の端々から伝わってきます。
失恋した日も笑顔で立ち続ける強さがあり、同時に「ちんぽと渋沢栄一よ」と笑わせる軽さもある。そのバランスが、GaBByの夜を重くしすぎず、でも薄くもしない温度にしているのだと思います。
枝豆やボトルシールのような小さな仕掛けも含めて、会話が生まれるきっかけがあるお店。池袋でゲイバーデビューしたい方にも、ふらっと立ち寄りやすい一軒です。
GaBBy the globeの基本情報はこちら
料金・営業時間・アクセスなど、来店前に確認したい詳しい情報は基本情報ページにまとめています。
イベント情報「無料GaBBy」の記事はこちら
GaBByのイベント内容は、別途公開予定の記事で紹介します。正式URLが公開され次第、この導線を差し替えます。
