40代編

【アンケート調査_2026年】 40代のゲイ男性は、
何に悩むんだろう?
30名の声から見えた、
健康・お金・仕事のリアル

40代のゲイ男性30名に、いま気になっている悩みを聞きました。ランキングだけでなく、寄せられた言葉から、健康・お金・仕事・家族・恋愛・友人関係の背景を読み解きます。

最初にまとめ

まずは、30名の声から見えたこと

今回のアンケートで見えてきた4つのポイントを、先にまとめました。

1位

いちばん多かったのは「健康」の悩み

60ptで、30名のうち25名が選び、14名が1位に回答しました。

17名

「健康」と「お金」をどちらも選択

体調の変化と、医療費・収入・老後への備えが重なっていました。

11名

「健康」と「仕事」をどちらも選択

今の働き方を何歳まで続けられるのか、迷う声が寄せられました。

11名

恋愛は5位でも、11名が選択

地方での出会い、治療中の恋、長年のパートナーなど、状況はさまざまです。

集計は、1位3pt・2位2pt・3位1ptとして加算しています。

※本調査は40代ゲイ男性30名の回答を整理したもので、40代ゲイ男性全体を代表するものではありません。

40代の悩みランキング

1
健康
60pt
2
お金
44pt
3
仕事
23pt
4
家族
19pt
5
恋愛
17pt
6
友人関係
16pt
1位

健康

60pt

「健康」は25名が選び、そのうち14名が1位に回答しました。体力の低下や痛み、生活習慣病、持病、現在の治療など、すでに起きている変化が多く挙げられています。

順位別の回答人数
1位14名
2位7名
3位4名
寄せられたコメント
40代を過ぎて、やっぱり体力が落ちました。体のあちこちも痛くなってきています。
今は治療中です。骨髄移植が無事にできるのか、不安があります。
前に糖尿病で入院しました。最近、顔面麻痺で病院に行ったら、血糖値が高くて腎臓にも影響があると言われて……。若いままではいられないなと実感しました。
将来、重い病気になって働けなくなったらどうしよう、という不安があります。
健康についての考え方

回答から見えたのは、健康が単独の悩みではなく、これからの働き方や生活設計を決める前提になっていることです。体調を崩した時の収入や、必要な時に頼れる相手まで意識されていました。

2位

お金

44pt

「お金」は21名が選びました。物価上昇や貯蓄不足、給与が増えにくいことに加えて、老後資金や急な出費への備えも挙げられています。

順位別の回答人数
1位8名
2位7名
3位6名
寄せられたコメント
貯金がなくて、今は健康でも何歳まで働けるか分かりません。お金がないと友人と会うのも難しくなるし、年を取ってからどう過ごすのか不安です。
物価は上がるのに、給料が大きく増える見込みはありません。老後資金や急な出費に対応できるのか心配です。
将来も相方と穏やかに暮らすために、貯金は続けていかないとなと思っています。
老後までずっと節約ばかり、という生活にはしたくないです。
お金についての考え方

お金の悩みを大きくしていたのは、「何歳まで働けるか」と「何歳まで生きるか」の両方が分からないことでした。医療、介護、住まい、パートナーとの暮らしに、どこまで備えればよいのかが問われています。

3位

仕事

23pt

「仕事」は14名が選びました。地域の人口減少、上がらない給与、異動後の人間関係、将来の開業など、置かれている状況によって悩みは異なります。

順位別の回答人数
1位1名
2位7名
3位6名
寄せられたコメント
島の人口が5万人を切って、葬儀の仕事も年々減っています。次の仕事を探すのも難しいし、今の仕事がいつまで続くのか気になります。
仕事の負担は増えるのに、給料は上がりません。このままでいいのかな、と悩んでいます。
相方とラーメン屋を始める約束はしています。でも、いつ・どこで始めるのかもまだ決まっていません。将来、自分一人で店を継ぐのか、別の仕事を探せるのかまで考えると不安です。
異動したばかりで、まだ職場に馴染めていません。
仕事についての考え方

仕事では、今の働き方を続ける場合にも、別の道へ動く場合にもリスクがありました。体力や持病、地域の雇用環境、年齢を踏まえながら、生活を守れる選択を探しています。

4位

家族

19pt

「家族」は9名が選びました。親の高齢化や介護、認知症に加えて、実家の処分、墓じまい、カミングアウトなど、これから向き合う課題が挙げられています。

順位別の回答人数
1位3名
2位4名
3位2名
寄せられたコメント
親が高齢になって、もし認知症になったらどうしたらいいんだろう、と考えます。
ゲイだとカミングアウトしないままでいいのか迷います。子どもを持たないと知った時、家族はどう思うんだろうという不安もあります。
家族についての考え方

家族の悩みには、親を心配する気持ちと、自分が何を担うのか分からない戸惑いが重なっています。親の老いによって、先送りしてきた役割や伝え方が具体的な問題になり始めていました。

5位

恋愛

17pt

「恋愛」は11名が選びました。2位に挙げた人はいませんでしたが、3位では8名が回答。地方での出会い、長年のパートナー、治療中の恋など、置かれた状況はさまざまです。

順位別の回答人数
1位3名
2位0名
3位8名
寄せられたコメント
10年一緒にいるパートナーがいます。これからも一緒に生きていくために、健康を大切にして、仕事も続けていきたいです。
告白したい相手はいます。でも、今は治療中で、相手に負担をかけたくなくて気持ちを伝えられません。
恋愛についての考え方

恋愛では、恋人がいるかどうかよりも、自分に合う関係をどう続けるかが語られていました。恋愛を望まない人も、パートナーを求める人も、今いる相手との生活を守りたい人もいます。

6位

友人関係

16pt

「友人関係」は9名が選びました。ゲイであることを含めて相談できる相手や、すぐに会える距離の友人を大切にしたいという声が寄せられています。

順位別の回答人数
1位1名
2位5名
3位3名
寄せられたコメント
ゲイという狭いコミュニティーで、一人だけで抱えるのには限界があります。一般の人には相談しづらいことも多いので、友人って大事だなと日々感じます。
すぐ会える距離に友人がいません。年を重ねると移動も億劫になるし、近くで会える友人がいたらなと思います。
友人関係についての考え方

友人関係で重視されていたのは、人数よりも相談しやすさと距離でした。仕事や体力、住む場所が変わっても、日常を無理なく共有できるつながりが求められています。

6項目を通して見えたこと

健康の変化が、仕事やお金、
人との関係まで
つながっていました

40代の回答では、健康が一つの項目だけで終わっていません。体調が変われば働き方や収入が変わり、治療や介護はパートナー、家族、友人との関係にも影響します。

17名

健康とお金を両方選択

通院費だけでなく、働けなくなった時の収入や老後資金も含め、健康とお金が同じ生活課題として考えられていました。

11名

健康と仕事を両方選択

今の仕事を続けられるのか、負担を減らすと収入はどうなるのか。働き続けるための条件を見直す声が表れています。

9名

健康と恋愛を両方選択

パートナーとの将来や、治療中に相手へ負担をかけたくない気持ちなど、健康が親密な関係の選択にも影響していました。

調査概要

本調査について

本調査の結果を正確に読んでいただくため、調査目的、対象、設問、集計方法、結果の見方をまとめます。

調査名

40代ゲイ男性の悩みに関するアンケート調査

調査目的

40代ゲイ男性が現在抱えている悩みと、その背景を記録・可視化すること

調査主体

ふらっとゲイバーマップ編集部

調査実施時期

2026年

調査対象

40代のゲイ男性

回答者数

30名

選択項目

お金/仕事/恋愛/健康/友人関係/家族

回答方式

優先順位をつけた最大3項目の選択回答と自由記述

質問内容と集計方法

回答者には、「お金」「仕事」「恋愛」「健康」「友人関係」「家族」の6項目から、現在気になっている悩みを最大3項目まで、優先順位をつけて選んでもらいました。あわせて、それぞれを選んだ理由を自由記述で回答してもらいました。

ランキングは、1位を3pt、2位を2pt、3位を1ptとして加算し、合計ポイントの高い順に作成しています。3位が未回答だった1名については、その順位にポイントを加えていません。総選択数は89件、総ポイントは179ptです。

数字の見方

選択者数

1位から3位のいずれかで、その項目を選んだ回答者の人数です。

合計ポイント

1位3pt・2位2pt・3位1ptを合計した、ランキング作成用の数値です。

円グラフの割合

回答者の割合ではなく、総ポイント179ptに占める各項目のポイント構成比です。

自由回答

回答の意味を変えない範囲で、読みやすい表記に整えています。

結果を読む際の注意点

  • 本調査は、40代ゲイ男性全体を推計するための無作為抽出による世論調査ではありません。
  • 回答者30名の声を記録し、現在抱えている悩みの傾向や背景を読み取ることを目的としています。
  • 最大3項目まで選べるため、各項目の選択者数を合計しても回答者数とは一致しません。
  • ランキングの順位は、悩みの深刻度や40代ゲイ男性全体の優先順位を断定するものではありません。
  • 円グラフの構成比は小数第1位に丸めているため、表示上の合計は99.9%です。
  • 自由回答のうち1件には、回答者本人から「言語化の際に一部AIを使用した」との申告がありました。
  • 回答者の地域、職業、交際状況などによる属性別集計は、本記事では行っていません。

アンケートへのご協力、ありがとうございました

今回の調査にご協力いただいた皆さまへ、心より御礼申し上げます。ふらっとゲイバーマップでは、年代ごとの悩みや価値観の変化を継続して記録するため、本調査を毎年実施していく予定です。これからも一人ひとりの声を大切に、今を生きるゲイ男性のリアルを丁寧に届けてまいります。

引用・転載について

本調査結果を引用・転載する場合は、「ふらっとゲイバーマップ調べ」と本記事のURLを明記してください。取材、掲載、データの確認に関するご相談は、お問い合わせページよりご連絡ください。

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