50代編

【アンケート調査_2026年】 50代のゲイ男性は、
何に悩むんだろう?
30名の声から見えた、
健康・お金・これからの暮らし

50代のゲイ男性30名に、いま気になっている悩みを聞きました。ランキングだけでなく、寄せられた言葉から、健康・お金・仕事・家族・恋愛・友人関係の背景を読み解きます。

最初にまとめ

まずは、30名の声から見えたこと

今回のアンケートで見えてきた4つのポイントを、先にまとめました。

1位

30名全員が「健康」を選択

67ptで最多。体の変化だけでなく、自立した生活をいつまで続けられるかも語られました。

25名

「健康」と「お金」をどちらも選択

通院や介護の費用と、働けなくなった時の収入が一つの心配として重なっています。

13名

「仕事」を選んだ人は13名

定年後の収入だけでなく、仕事を離れた後も社会とどうつながるかが話題になりました。

12名

「家族」を選んだ人は12名

高齢の親を支えることと、自分が支えを必要とする将来が同時に意識されています。

集計は、1位3pt・2位2pt・3位1ptとして加算しています。

※本調査は50代ゲイ男性30名の回答を整理したもので、50代ゲイ男性全体を代表するものではありません。

50代の悩みランキング

1
健康
67pt
2
お金
52pt
3
仕事
25pt
4
家族
20pt
5
恋愛
12pt
6
友人関係
3pt
1位

健康

67pt

健康は67ptで1位。30名全員が選び、12名が1位に挙げました。体の痛みや疲れ、通院だけでなく、いつまで動けるか、自分の生活を保てるかまで話題が広がっています。

順位別の回答人数
1位12名
2位13名
3位5名
寄せられたコメント
50代になると、体のあちこちにガタがきます。好きなことまで億劫になって、気持ちが下がる時があります。
同年代や少し年上の人が病気で倒れたり、亡くなったりしています。自分も気をつけないとなと思います。
パートナーにできるだけ迷惑をかけず、ぎりぎりまで自立した生活を送りたいです。
前より回復が遅く、疲れも取れません。健康診断をきっかけに内科へ通うようになり、老化と老後を考える年代になったと感じます。
健康についての考え方

健康は、病気を避けるためだけのテーマではありません。働くこと、人と会うこと、好きなことを楽しむこと、自分で生活することを続けるための土台として意識されていました。

2位

お金

52pt

お金は52ptで2位。25名が選び、10名が1位に挙げました。年金、貯蓄、家賃、医療・介護費など、定年後の暮らしにいくら必要なのか見えにくいことが悩みになっています。

順位別の回答人数
1位10名
2位7名
3位8名
寄せられたコメント
貯蓄が多いわけではないし、定年のない会社とはいえ、いつまで働けるか分かりません。お金の不安はずっと漠然とあります。
早くFIREしたいけど、まだお金が足りません。老後にいくら必要なのかも悩みどころです。
お金に余裕があると、気持ちにも余裕ができます。一人でも生活できて、人に迷惑をかけないくらいの余裕は持っていたいです。
定年後は収入が減るので、生活水準を落とすことも考えないといけない。そのあたりが不安です。
お金についての考え方

将来に備えたい一方で、今をすべて我慢したいわけでもありません。必要額が決められないからこそ、どこまで貯め、どこまで現在の暮らしに使うかで迷いが生まれています。

3位

仕事

25pt

仕事は25ptで3位。13名が選びました。定年までの残り時間が見える一方で、その後も働くのか、今と同じ働き方を続けられるのかは決まっていません。

順位別の回答人数
1位4名
2位4名
3位5名
寄せられたコメント
65歳で定年、非常勤なら71歳まで働けます。でも、その先をどうするのか。収入だけじゃなく、社会との関わりをどう続けるかも不安です。
仕事のプロジェクトが数年ごとに変わるので、そのたびに次を自分で探します。年齢が上がっても続けられるのかは気になります。
外資系なので、いつ切られるか分からない不安はあります。まあ、何とかなるかなとも思っています。
退職後の仕事をどうするか、そろそろ具体的に考えないといけない年代ですよね。
仕事についての考え方

仕事は収入だけでなく、生活のリズムや人との接点もつくっています。体力と収入に無理のない形で、どんな役割や社会とのつながりを残すかが考えられていました。

4位

家族

20pt

家族は20ptで4位。12名が選びました。高齢になった親の健康や介護、実家との距離、相続など、何かが起きた時にどう動くのかが具体的な悩みになっています。

順位別の回答人数
1位2名
2位4名
3位6名
寄せられたコメント
母もいい歳なので、いつまで元気でいてくれるのかなとはいつも思います。今のところ、すごく元気ですけどね。
実家は愛媛で、自分だけ東京に出てきました。何かあってもすぐには行けない。でも、今から田舎に戻るつもりもなくて、どうしたものかなと思います。
家族についての考え方

親を気にかけても、距離や仕事、体力、費用の壁があります。また、親を支えるだけでなく、自分が介護を必要とした時に誰を頼るかも避けられない問いになっています。

5位

恋愛

12pt

恋愛は12ptで5位。8名が選びました。出会いの機会が減ったと感じる人や、一人で過ごし続けることに不安を持つ人がいます。

順位別の回答人数
1位1名
2位2名
3位5名
寄せられたコメント
自分から好きな人にいくのは苦手。でも、一緒にいられる相方は欲しいです。やっぱり一人は寂しいなと思います。
もう50代なので、落ち着いて隣にいてくれる人がいればいいなと思います。でも、なかなか難しいですね。
恋愛についての考え方

求められていたのは恋愛の刺激より、これからの日常を穏やかに共有できる関係でした。体調や老後について話せる相手がいることも、心の支えとして意識されています。

6位

友人関係

3pt

友人関係は3ptで6位。1名が1位に選びました。自由記述がないため、選択した本人の詳しい背景までは読み取れません。

順位別の回答人数
1位1名
2位0名
3位0名
関連する回答から

以下は、友人関係を選んだ1名の自由記述ではなく、別の項目を選んだ回答者が将来のつながりについて触れた内容です。

仕事をしなくなれば、社会とのつながりも減っていきます。子どもを持たないゲイにとって、家族や友人とのつながりは大切になってくると思います。
友人関係についての考え方

選択者が1名のため、50代全体の傾向として広く語ることはできません。ただ、仕事や恋愛の回答にも、人との接点を失う心配は表れていました。

6項目を通して見えたこと

健康が、老後資金や
働き方、支え合いまで
つながっていました

項目をまたいで見ると、健康、お金、仕事、家族は別々の悩みではありません。自立した暮らしを続けるために、体とお金、人とのつながりをどう整えるかという一つの問いになっていました。

25名

健康とお金を両方選択

体調を崩せば、通院や介護の費用が増えるだけでなく、働ける時間や収入も変わります。健康を守ることと、お金を準備することが、同じ備えとして重なっています。

13名

健康と仕事を両方選択

長く働く必要があっても、今と同じ働き方を続けられるとは限りません。収入に加えて、退職後も社会との接点を残せる働き方が意識されていました。

12名

健康と家族を両方選択

高齢の親を支える時期と、自分自身が病気や介護を意識する時期が重なっています。支える側でありながら、将来は支えを必要とする可能性も見えていました。

調査概要

本調査について

本調査の結果を正確に読んでいただくため、調査目的、対象、設問、集計方法、結果の見方をまとめます。

調査名

50代ゲイ男性の悩みに関するアンケート調査

調査目的

50代ゲイ男性が現在抱えている悩みと、その背景を記録・可視化すること

調査主体

ふらっとゲイバーマップ編集部

調査実施時期

2026年

調査対象

50代のゲイ男性

回答者数

30名

選択項目

お金/仕事/恋愛/健康/友人関係/家族

回答方式

優先順位をつけた最大3項目の選択回答と自由記述

質問内容と集計方法

回答者には、「お金」「仕事」「恋愛」「健康」「友人関係」「家族」の6項目から、現在気になっている悩みを最大3項目まで、優先順位をつけて選んでもらいました。あわせて、それぞれを選んだ理由を自由記述で回答してもらいました。

ランキングは、1位を3pt、2位を2pt、3位を1ptとして加算し、合計ポイントの高い順に作成しています。3位が未回答の回答者が1名おり、その順位にはポイントを加えていません。今回の総ポイントは179ptです。

数字の見方

選択者数

1位から3位のいずれかで、その項目を選んだ回答者の人数です。

合計ポイント

1位3pt・2位2pt・3位1ptを合計した、ランキング作成用の数値です。

円グラフの割合

回答者の割合ではなく、総ポイント179ptに占める各項目のポイント構成比です。

自由回答

回答の意味を変えない範囲で、読みやすい表記に整えています。

結果を読む際の注意点

  • 本調査は、50代ゲイ男性全体を推計するための無作為抽出による世論調査ではありません。
  • 回答者30名の声を記録し、現在抱えている悩みの傾向や背景を読み取ることを目的としています。
  • 最大3項目まで選べるため、各項目の選択者数を合計しても回答者数とは一致しません。
  • ランキングの順位は、悩みの深刻度や50代ゲイ男性全体の優先順位を断定するものではありません。
  • 回答者の地域、職業、交際状況などによる属性別集計は、本記事では行っていません。

アンケートへのご協力、ありがとうございました

今回の調査にご協力いただいた皆さまへ、心より御礼申し上げます。ふらっとゲイバーマップでは、年代ごとの悩みや価値観の変化を継続して記録するため、本調査を毎年実施していく予定です。これからも一人ひとりの声を大切に、今を生きるゲイ男性のリアルを丁寧に届けてまいります。

引用・転載について

本調査結果を引用・転載する場合は、「ふらっとゲイバーマップ調べ」と本記事のURLを明記してください。取材、掲載、データの確認に関するご相談は、お問い合わせページよりご連絡ください。

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