いちばん多かったのは「お金」の悩み
45ptで、2位の仕事とは3pt差でした。
30代のゲイ男性30名に、いま気になっている悩みを聞きました。ランキングだけでなく、寄せられた言葉から、お金・仕事・健康・恋愛・家族・友人関係の背景を読み解きます。
今回のアンケートで見えてきた4つのポイントを、先にまとめました。
45ptで、2位の仕事とは3pt差でした。
総合2位でも、最優先の悩みに挙げた人数は6項目の中でもっとも多くなりました。
体調だけでなく、働けなくなった時の収入や一人暮らしまで気にする声がありました。
収入と働き方を、この先の生活をどう続けるかという一つの問題として捉えていました。
集計は、1位3pt・2位2pt・3位1ptとして加算しています。
同一回答者が同じ項目を複数順位で選んだ場合は、重複する回答を1件に整理し、同じ回答者を2名・2件として数えていません。
※本調査は30代ゲイ男性30名の回答を整理したもので、30代ゲイ男性全体を代表するものではありません。
最多は「お金」の45pt。物価高や貯金だけでなく、病気、介護、老後、パートナーとの生活まで話題が広がりました。
今の支出だけでなく、病気や介護で収入が変わった時にも暮らしを保てるか。お金は、将来の選択肢を残すための備えになっていました。
仕事は42ptで、お金とは3pt差。ただし、1位に選んだ人は9名で、6項目の中でもっとも多くなりました。
転職するかどうかより、生活を守りながら何を選ぶか。今の職場に残ることにも、環境を変えることにも迷いがありました。
健康は33ptで3位。16名が選び、体調の変化だけでなく、働けなくなった時の収入や一人暮らしまで語られました。
健康は、体だけで終わる悩みではありません。仕事や収入、一人で暮らす安心まで支える前提として意識されていました。
恋愛は31ptで4位。重複回答を整理した結果、16名が選び、出会いから交際後の生活まで幅広い悩みが寄せられました。
恋人ができるかだけでなく、関係を続け、その先の暮らしを築けるか。恋愛は、将来の生活と結びついたテーマになっています。
家族は18ptで5位。親の高齢化や介護、実家、墓、相続など、自分が担う役割を気にする声がありました。
親の老いによって、介護や相続を誰が担うのかが現実味を帯びています。家族との関係や自分の役割を決めにくい悩みが表れました。
友人関係は9pt。ノンケの友人との生活の違いや、恋人以外のつながりをどう残すかが語られました。
求められていたのは友人の多さより、生活が変わっても頼れる関係でした。恋人だけに偏らないつながりが意識されています。
6項目を横断すると、収入、働き方、健康、人とのつながりは、それぞれ別の悩みではないことが見えてきます。
収入を増やすために仕事の負荷を上げるのか、転職による不安定さを避けるのか。生活を続けるための一つの問いとして重なっていました。
働けなくなった時の収入、通院にかかる費用、老後への備え。健康の変化が、そのままお金の問題へつながっています。
家族を選んだ9名のうち、7名はお金、6名は健康も選びました。介護や相続は、自分の働き方や暮らしとも切り離しにくい問題でした。
本調査の結果を正確に読んでいただくため、調査目的、対象、設問、集計方法、結果の見方をまとめます。
30代ゲイ男性の悩みに関するアンケート調査
30代ゲイ男性が現在抱えている悩みと、その背景を記録・可視化すること
ふらっとゲイバーマップ編集部
2026年
30代のゲイ男性
30名
お金/仕事/恋愛/健康/友人関係/家族
優先順位をつけた最大3項目の選択回答と自由記述
回答者には、「お金」「仕事」「恋愛」「健康」「友人関係」「家族」の6項目から、現在気になっている悩みを最大3項目まで、優先順位をつけて選んでもらいました。あわせて、それぞれを選んだ理由を自由記述で回答してもらいました。
ランキングは、1位を3pt、2位を2pt、3位を1ptとして加算し、合計ポイントの高い順に作成しています。3位が未回答だった2名については、その順位にポイントを加えていません。今回の総ポイントは178ptです。
同一回答者が同じ項目を複数順位で選んだ場合は、同じ回答者を2名・2件として数えず、重複する回答を1件に整理しています。30代の「恋愛」は、重複整理後の順位別人数が1位5名・2位5名・3位6名で、順位別件数の合計と選択者数はいずれも16名です。恋愛の合計ポイントは31pt、記事全体の総ポイントは178ptです。
1位から3位のいずれかで、その項目を選んだ回答者の人数です。同一回答者による同一項目の重複回答は1件に整理し、同じ回答者を重複して数えません。
1位3pt・2位2pt・3位1ptを合計した、ランキング作成用の数値です。重複整理後の順位別回答をもとに計算しています。
回答者の割合ではなく、総ポイント178ptに占める各項目のポイント構成比です。
回答の意味を変えない範囲で、読みやすい表記に整えています。
今回の調査にご協力いただいた皆さまへ、心より御礼申し上げます。ふらっとゲイバーマップでは、年代ごとの悩みや価値観の変化を継続して記録するため、本調査を毎年実施していく予定です。これからも一人ひとりの声を大切に、今を生きるゲイ男性のリアルを丁寧に届けてまいります。
本調査結果を引用・転載する場合は、「ふらっとゲイバーマップ調べ」と本記事のURLを明記してください。取材、掲載、データの確認に関するご相談は、お問い合わせページよりご連絡ください。
年代が変わると、悩みの優先順位や背景はどう変わるのでしょうか。40代のリアルな声も続けてご覧ください。
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