ゲイのポッドキャストを聴いたことはありますか?
最近は、ゲイやLGBTQ+に関するさまざまなポッドキャストが配信されています。顔出し不要な点や、参入しやすいことから友人がポッドキャストを始めたなんて方もいるのではないでしょうか?
恋愛やパートナーシップについて話す番組、ゲイの日常を面白おかしく語る番組、セックスや身体について率直に話す番組、海外のゲイカルチャーを知ることができる番組など、その内容はかなり幅広くなっています。
ほぼ毎日のようにポッドキャストを聞く私。
いいところは、なんといっても好きな時間に好きな場所で聴けることと動画を見たりしなくていいこと。
通勤や通学の途中に聴くのもいいですし、家事をしながら聴くこともできます。寝る前にラジオ代わりに流しておくこともできます。
動画のように画面を見続ける必要がないため、日常生活の中に自然に取り入れられるのも魅力です。
そして、ゲイ向けのポッドキャストには、SNSやニュース記事とは違った面白さがあります。
出演者同士の会話を聴いていると、ゲイの恋愛や友人関係、仕事、セックス、身体、年齢、コミュニティなどについて、普段はなかなか聞く機会のない話が自然と入ってきます。
「ゲイのポッドキャストを聴いてみたいけれど、どれを選べばいいか分からない」
そんな人に向けて、今回は私がよく聞く番組(日本語・英語)を含めた7つの番組を紹介します。
今回紹介する7つのポッドキャスト
今回取り上げるのは、以下の7番組です。
- モッコリラジオ
- ゲイで茶を沸かす
- ゲイとバク乳
- 茶番のおじかん
- ひがこ0時50分
- That’s A Gay Ass Podcast
- Unfiltered Gay Podcast
有名なチャンネルからそこまで知られていないチャンネルまでを紹介します。
特に『ゲイで茶を沸かす』略して『ゲイ茶』と『ひがこ0時50分』通称『ひが分』はリスナーも多いのではないでしょうか?
番組の構成からOPそしてまとめ方まで、かなりクオリティの高い番組ですよね。
まだ知らないチャンネルがある方はぜひスクロールして読んでみてください。
静かな夜にオススメ!モッコリラジオ
「モッコリラジオ」は、数年前にゲイに目覚めたばかりのアラフォーゴリマッチョが、まったりと話すポッドキャストです。
渋く深みのある声が特徴で、個人的には夜の作業をしながら聴きたくなるチャンネル。落ち着いた声で淡々と語られるので、何かをしながら聴くのにもよく合います。
この番組の面白さは、なんといっても「数年前にゲイに目覚めたばかり」というプロフィールと、ひとり語り。
ポリアモリーや浮気、ヘホ、純粋な恋愛まで、さまざまなテーマについて自身の視点から語っています。
特に「浮気とポリアモリー」をテーマにした回は、ゲイとして恋愛をしている人なら、「確かに、それはただの浮気かもしれない」と考えさせられるような内容。一般的な恋愛論ではなく、自分自身の経験や価値観をもとに話しているからこそ、聴いている側にも考える余地があります。
「ゲイになったら、恋愛の価値観も変わるのか」
「浮気とポリアモリーの違いはどこにあるのか」
そんな答えの決まっていないテーマを、自分自身の経験と照らし合わせながら聴けるのが「モッコリラジオ」の魅力です。
そして、ゲイとして長くコミュニティにいる人だけではなく、比較的新しくゲイとしての自分を見つけた人だからこそ出てくる視点も、この番組ならでは。
ゲイになったことをきっかけに、それまでとは違った恋愛や人間関係について考えるようになったり、自分の好みやセクシュアリティについて改めて考えたり。
そうした経験を、肩肘張らずに自分の言葉で話しているのが「モッコリラジオ」です。
番組では、恋愛やパートナーシップをテーマにしたトークもあり、Netflixの「ボーイフレンド」に関連する話題を取り上げた回もあります。
たとえば「#39 シュンのnoteに感動!ダイシュンから学ぶパートナーシップ」では、「ボーイフレンド」「恋愛トーク」「パートナーシップ」「ゲイ」「LGBTQ」といったテーマを掲げ、約27分にわたって一人語りをしています。
また、ゲイの恋愛だけではなく、女装やフェミニンなファッションなど、ゲイカルチャーの中でも「男らしさ」とは少し違った多様性に興味がある人にとっても、いろいろなタイプのゲイの生き方や価値観を知る入口になるかもしれません。
一人のゲイ男性が、自分の経験をもとに恋愛やセクシュアリティについて語る。
そのシンプルなスタイルだからこそ、他の複数人トークのポッドキャストとは違った楽しみ方ができます。
にぎやかな番組を聴きたい日ではなく、ひとりで考えたいときや、眠れない夜にゆっくり話を聴きたいときに向いている番組です。
渋く落ち着いた声で語られる、アラフォーゲイの恋愛や人生の話。
夜のお供に「モッコリラジオ」を選んでみてはいかがでしょうか。
わちゃわちゃ感が癖になる!ゲイで茶を沸かす
「ゲイで茶を沸かす」は、MCのシュンさんを中心に、ゲイのメンバーたちが身の上話や恋愛、妄想、相談、お便りなど、さまざまなテーマについてワイワイ語るポッドキャストです。
ゲイのポッドキャストには、一人でじっくり話すタイプもあれば、専門的なテーマを深掘りするタイプもあります。
その中で「ゲイで茶を沸かす」は、かなりバラエティ番組やラジオに近い感覚で楽しめるのが特徴。
何人かで話しているからこそ、ひとつのテーマから話がどんどん広がっていきます。
誰かが自分の経験を話せば、「それ分かる」と別の人が反応し、そこからまた別のエピソードが出てくる。そんな出演者同士の掛け合いを聴いているうちに、気がつけば自分もその場に参加しているような感覚で楽しめます。
特に隣の席の会話が耳に入ってきたなみたいな感覚になれます。
かなりオススメできるポイントとしては、他のポッドキャストに比べて、ゲイの「身の上話」が面白い!
この番組で特に面白いのが、出演者それぞれの身の上話。ゲイと一言でいっても、育ってきた環境も、恋愛経験も、好きなタイプも、ゲイになったきっかけも人それぞれ。
だからこそ、誰かの経験を聴いていると「そんなことあるんだ」と驚くこともあれば、「それ、自分にもあった」と共感できることもあります。
恋愛やセックス、人間関係など、普段は友達同士でもなかなか話題にしづらいことも、ポッドキャストならではの距離感で楽しめます。
また、単純な恋愛相談だけではなく、妄想やお便りなど、話題がどこへ向かうか分からないところも魅力です。
真面目なテーマを扱っていても、出演者の会話によっていつの間にか笑い話になっている。
「ゲイについて勉強する」というより、ゲイの人たちが集まって普通に話しているところを覗いているような感覚で聴ける番組です。
ゲイの友達がいる人なら、一度は経験したことがあるかもしれません。恋愛の話をしていたはずなのに、いつの間にか全然違う話になっている。誰かの元彼の話から、タイプの話になり、そこから昔の恋愛やマッチングアプリの話になっていくあの感覚!
「ゲイで茶を沸かす」には、そんな友達同士の会話に近い雰囲気があります。
一人語りよりも複数人の掛け合いが好きな人にはおすすめ。
仕事や家事、移動中など、何かをしながら気軽に聴くのにも向いています。
そのほかの嬉しい点としては、「ゲイで茶を沸かす」は毎週月曜日に配信。
ポッドキャストは配信が不定期な番組も多いですが、決まった曜日に新しいエピソードが出る番組は追いかけやすいのがメリットです。
月曜日から少し気分を上げたいときに聴くのもいいですし、週末にまとめて何本か聴くのもおすすめ。
JAPAN PODCAST AWARDSでは企画賞を受賞しており、ゲイをテーマにしたポッドキャストとしてだけでなく、番組そのものの企画や構成にも注目できます。
ノンケの方や、ゲイのポッドキャストを初めて聴く人にも、比較的入りやすい「ゲイで茶を沸かす」。
真面目な話題も、恋愛の話も、くだらない話も、出演者たちの会話を通すことでひとつのエンターテインメントになっています。
「ゲイについて知りたい」という人だけでなく、「面白いラジオを聴きたい」という人にもおすすめしたい番組です。
月曜日の新しいエピソードを楽しみにしながら、気になった回から聴いてみてはいかがでしょうか。
あなたも気づけばゲイ茶リスナー間違いなし!!!
恋愛もセクシュアリティも、関西ノリで語り尽くす!ゲイとバク乳
「ゲイとバク乳」は、大阪在住の2人が、恋愛や人間関係、セクシュアリティなどについて語るポッドキャストです。
ゲイのポッドキャストというと、恋愛やセックスについて真面目に語る番組をイメージする人もいるかもしれません。「ゲイとバク乳」は、そうしたテーマを扱いながらも、唯一無二の雰囲気から、堅苦しくなりすぎないのが魅力。
関西らしいテンポのいい掛け合いで、実体験やそれぞれの考えを交えながら、ひとつのテーマをどんどん広げていきます。
恋愛の話をしていたと思ったら、いつの間にか友人関係の話になっていたり、セクシュアリティについて話していたはずが、自分たちの過去の経験談に発展したり。ポッドキャストならではの自由な会話を楽しめる番組です。
「ゲイとバク乳」はお笑い芸人のラジオを聴いているようなテンポ間と言葉のチョイス、鋭いツッコミが何よりの魅力。
出演者自身の経験や考えを交えながら話していくため、時々重くなりそうな内容でも、それらを感じさせずにリスナーを引き込むのがこのポッドキャストの魅力!
扱っているテーマそのものは真面目でお便りコーナーも充実している番組なのにどこか、笑ってしまうのが良いところ。
ゲイのグループとは違い、男女だからこそのこってりしすぎないトークが楽しめます。
聴き入ってしまうのとつられ笑いをしてしまうと思うので、集中したい時とランニングしているときは避けて!!気になる方はやってみて(笑)
家事の最中や晩酌のお供に聞きたい番組。キンミヤの水割りをお供に聞いてみてはいかがでしょうか。
ゲイのポッドキャストを探している人はもちろん、「男女の友達同士が恋愛について延々と話しているような番組が好き」という人にもおすすめ。
気軽に聴き始めて、気になったテーマのエピソードから掘ってみると、自分の恋愛観や人間関係について考えるきっかけにもなるかもしれません。
40代ゲイ2人の、なんでもない日常を楽しむ時間。茶番のおじかん
「茶番のおじかん」は、コジパンとすんちゃんの40代ゲイ2人が、日常のさまざまな話題について語るポッドキャストです。
番組のコンセプトは、その名前にも表れている「茶番」。
普段の生活の中で起きたこと、ふと気になったこと、誰かに話すほどでもないけれどちょっと聞いてほしいことなどを、2人の会話を通して楽しむ番組です。
この「なんでもない話をあえて楽しむ」というところが、「茶番のおじかん」の大きな魅力です。
聴いていても飽きがこない、そしていつ聞いても変わらず面白いのがこのポッドキャスト。
すんちゃんのたまに出る毒舌が私はたまらなく大好きで「#4 やめられない、止まらない!すんちゃんの悪口!!!」は個人的にぜひとも聞いてほしい神回!
内容の詳細とかは伏せるので気になる方はイヤフォンをしてクリック!
他にも、他のポッドキャストと違って内容がセクシャリティに偏りすぎないところがこのポッドキャストの飽きがこない魅力です。
40代だからこそ考えなければならないことだったり、最近したささいなことだったり、共感できる点が多いのが魅力なのかなと思います。
「ゲイについて語る番組」ではなく、「ゲイである2人が普通に生活しながら話している番組」という見方をすると、この番組の面白さが分かりやすいかもしれません。
「茶番のおじかん」では、そんな40代ゲイの日常を、必要以上に特別扱いせず、そのまま会話として楽しむことができます。
そのほかにも、「茶番のおじかん」は、2026年4月にスタートした比較的新しいゲイ系ポッドキャストです。
すでに何年も続いている人気番組とは違い、これから番組がどのように変化していくのかを追っていけるのも、新しい番組ならではの楽しみです。
初期のエピソードから聴いておけば、今後エピソード数が増えたときに「最初の頃はこんな話をしていたな」と振り返ることもできます。
また、長期間続いている番組の場合、何百本ものエピソードがあり、「どこから聴けばいいのか分からない」ということもあります。
その点、「茶番のおじかん」はまだ比較的新しいため、これから聴き始める人でも追いつきやすいのがメリット。気に入ったら最新回まで追いついて、そのまま毎週新しいエピソードを聴くという楽しみ方ができます。
LGBTQ+について勉強するための教材として聴く必要はなく、むしろ、普通の会話を聞いているうちに、「ゲイにも当然こういう日常があるんだ」と分かってくるところが面白い。そんなポッドキャストを聴いてみてはいかがでしょうか。
もう終わってしまったけどいつまでも愛される。ひがこ0時50分
「ひがこ0時50分 ~ゆるゆるサラサラゲイトーク~」は、東京在住の30代ゲイ、えびしば&ハスキがパーソナリティを務めていたポッドキャストです。
番組名の通り、深夜の時間帯に聴くのにちょうどいい、ゆったりしたトークが特徴。日常の出来事から恋愛、ゲイとしての生活、カルチャー、エンタメまで、2人がその時々で気になったことを話しています。
いわゆる「LGBTQについて真面目に学ぶ番組」というより、ゲイ2人の日常会話をそのままラジオ感覚で楽しむ番組に近いところがあります。恋愛やセクシュアリティについて話す回もあれば、Netflix作品やアイドル、音楽など、ゲイに限らないエンタメの話題も登場します。
そのため、「ゲイ向けポッドキャストを聴いてみたいけれど、毎回セクシュアリティについて深く考えるような内容だと少し疲れる」という人にも聴きやすい番組です。
とにかくトークテーマにブレがなく番組としてのクオリティがかなり高いのがポイント。
番組への入り方、音質、コンテンツの内容などなど、凝りに凝った満足度がかなり高いチャンネルです。
「ひがこ0時50分」というタイトルからも分かるように、番組には深夜ラジオのような雰囲気があります。
配信時間も木曜日の0時50分ごろというスタイルで、仕事や学校、家事などが一段落した夜に聴くという楽しみ方ができる番組でした。
夜にイヤホンでポッドキャストを聴きながら、2人の会話を聞く。そんな使い方と相性がよく、昼間に集中して聴くというよりも、寝る前や夜の作業中に流しておきたいタイプのポッドキャストです。
ただし、現在は配信終了となっており、2026年6月4日に最終回が公開されています。これから新しいエピソードを追いかける番組ではありませんが、過去のエピソードはアーカイブとして楽しめます。
ゲイの恋愛や日常について話しながらも、Netflix作品や音楽、アイドルなど、その時期に話題になっているエンタメについても取り上げています。
たとえば、Netflixの「ボーイフレンド2」や「オフライン ラブ」に関連した話題を扱った回もあり、ゲイの視点から話題の作品を楽しみたい人にも向いています。
また、番組にはリスナーからのお便りを扱う回もあり、パーソナリティ2人だけで話題を完結させるのではなく、リスナーとのやり取りを通して番組が進んでいくところも特徴です。
ゲイのポッドキャストというと、恋愛相談やセックス、出会いなどが中心になる番組もありますが、「ひがこ0時50分」はもう少し生活に近いところまで話題が広がります。
「最近こんなことがあった」「この作品を見た」「最近こういうことを考えた」といった話を、30代ゲイの2人が話している。そのため、同世代のゲイの日常や考え方を知りたい人にも楽しみやすい番組です。
配信終了がなんとも惜しい。いつまでも色あせないチャンネルを作業のお供にいかがでしょうか。
英語で楽しむ、ゲイの恋愛・人生・カルチャートーク ┃ That’s A Gay Ass Podcast
「That’s A Gay Ass Podcast」は、アメリカのコメディアン、Eric Williamsがホストを務める英語のクィア系ポッドキャストです。
ゲイやクィアの友人、コメディアン、さまざまなゲストを迎えながら、恋愛や人生、セクシュアリティ、ゲイカルチャーについて話しています。
番組の大きな特徴は、かなりコメディ寄りのトーク番組であること。LGBTQ+について専門的に解説する番組というよりも、ゲイとして経験した出来事や恋愛、人間関係などを、笑いを交えながら掘り下げていくスタイルです。ゲストとの会話も多く、1人で淡々と話すタイプのポッドキャストとは違った楽しみ方ができます。
私自身がそうでしたが、英語のポッドキャストを探している人にとっては、海外のゲイ・クィアカルチャーを知るきっかけにもなる番組です。
この番組のユニークなところが、ゲイとしての人生やセクシュアリティを、少し変わった角度から掘り下げているところです。
番組では「一体誰のせいで自分はゲイになったんだ?」というようなユーモアのある問いを出発点に、ゲスト自身の人生や、これまで経験してきた出来事について話していきます。
もちろん、本当に誰か一人のせいでセクシュアリティが決まるという話ではありません。子どもの頃の経験、初恋、友人関係、恋愛、カミングアウトなど、ゲストそれぞれの「自分がゲイだと意識していった過程」を面白おかしく振り返ることで、結果的にかなり個人的な話が出てくるのが番組の特徴です。
単純なゲイあるあるだけではなく、「この人はどういう人生を歩んできたんだろう?」という部分まで聞けるインタビュー番組としても楽しめます。
コメディだからこそ、重くなりすぎないのが引き込まれる魅力です。
LGBTQ+をテーマにした番組では、どうしても差別やカミングアウト、家族との関係など、重いテーマを扱うことがあります。
番組全体としてはコメディの要素が強いため、深刻な話だけをずっと聞かされるような構成ではありません。
ゲイとしてのつらかった経験や、人間関係での失敗などを話しながらも、そこにツッコミや冗談が入ってくる。笑える話と少し考えさせられる話が同じ会話の中にあるのが、この番組の面白さです。
ゲストとの相性によってトークの雰囲気も変わるので、エピソードごとに違った楽しみ方ができます。
日本のゲイ系ポッドキャストとは当然ながら話題の背景が違うため、海外のゲイ・クィアカルチャーに興味がある人にもおすすめです。
恋愛やデーティング、人間関係といった普遍的なテーマも多い一方で、アメリカのゲイコミュニティならではの文化や言葉、考え方が出てくることもあります。
日本のポッドキャストを聴いているだけではなかなか触れられない、海外のゲイ当事者がどんな話をしているのかを知る材料になります。
もちろん、すべてを理解するためには英語力が必要ですが、英語学習という意味でも、興味のあるジャンルの会話なら比較的続けやすいでしょう。
また、英語がある程度分かる人なら、ゲストによって話し方やアクセント、使う言葉が違うことにも気づくかもしれません。
日本のゲイ系ポッドキャストとは違った刺激が欲しい人にかなり面白い選択肢になるかもしれません。
英語初心者が「英語学習だけ」を目的に聴くよりも、海外のゲイカルチャーそのものに興味がある人のほうが楽しみやすいと思います。
恋愛、セックス、身体、社会問題まで本音で語る┃Unfiltered Gay Podcast
「Unfiltered Gay Podcast」は、シンガポールのLGBTQ+メディア「Dear Straight People」が制作している英語のゲイ系ポッドキャストです。
タイトルにある「Unfiltered」の通り、ゲイの恋愛やデーティング、セックス、身体の悩み、ゲイアプリ、人間関係などについて、かなり率直に話しているのが特徴です。
ホストを務めるのはSean Foo、Isaac Tng、Kieran Cheang、Aiman Haikalら。複数人で会話しながら、それぞれの経験や考えを出していくスタイルなので、専門家が一方的に解説する番組というより、ゲイ当事者が自分たちの経験をもとに話し合う番組として楽しめます。
日本語のゲイ系ポッドキャストとは違い、基本的に英語で進むため、海外のゲイカルチャーに興味がある人にも向いています。
「Unfiltered Gay Podcast」の魅力は、恋愛やセックスだけで話が終わらないところです。
デーティングやゲイアプリ、セックス、オープンリレーションシップなど、ゲイの恋愛や人間関係では避けて通れないテーマも取り上げています。
一方で、身体の見た目に対するコンプレックスや、社会の中でゲイとして生きること、カミングアウト、周囲との関係など、より社会的なテーマまで話題が広がります。
単純な「ゲイあるある」を楽しむ番組というより、ゲイとして生活する中で実際に出てくる悩みや価値観について考えられるポッドキャストです。
テーマによってはかなり踏み込んだ内容になるため、きれいに整理されたLGBTQ+解説番組よりも、当事者のリアルな意見をそのまま聞いてみたい人に向いています。
この番組を紹介するうえで外せないのが、シンガポール発のポッドキャストだという点です。
日本でもアメリカでもない、アジアのゲイコミュニティから発信されているため、海外の番組でありながら、欧米のゲイカルチャーだけではない視点に触れられます。
シンガポールと日本では法律や社会環境、文化が違うので、そのまま日本に当てはめることはできません。
だからこそ、「海外ではゲイについてこんなふうに話しているんだ」と比較しながら聴くのが面白いところです。
日本のゲイ系ポッドキャストと合わせて聴けば、恋愛や身体、カミングアウトといった共通するテーマでも、国や文化によって考え方や悩みの表れ方が違うことが分かります。
番組ではセックスに関するテーマも扱われます。
刺激的な話題として取り上げるだけではなく、ゲイの性的健康や、セックスをめぐる価値観、オープンな関係など、実際のゲイコミュニティで議論されているテーマを取り上げているのが特徴です。
こうした話題は、日本では友人同士でもなかなか詳しく話しにくいことがあります。
かなり踏み込んだダイレクトな表現をしていたり、日本のポッドキャストではなかなか味わえない刺激が面白いです。
英語で配信されているため、海外のゲイカルチャーに興味がある人だけでなく、英語のリスニング教材を探している人にも候補になります。
注意点としては、英語学習用につくられた内容ではないため、難易度は高めです。実際の会話に近いので、教科書ではあまり出てこない表現や、日常的な言い回しを聞けるのがメリットです。
最初からすべて理解しようとすると難しい場合は、まず興味のあるテーマのエピソードを選び、分からない部分があっても全体の流れを楽しむところから始めるのがおすすめです。
「英語を勉強しなければ」と思って聴くより、好きなゲイカルチャーの話を聞いていたら、結果的に英語にも慣れてきたくらいの使い方のほうが続けやすいでしょう。2年間ポッドキャストを続けてきたことについて振り返る回や、シンガポールでオープンにゲイとして生きることの代償を扱った回なども公開されています。
つまり、単なる雑談番組ではなく、ゲイとして生きるうえで出てくるさまざまなテーマを継続的に取り上げている番組といえます。
英語がある程度分かる人なら、日本の番組だけでなく海外の番組にも少しずつ広げてみると、ゲイ系ポッドキャストの楽しみ方がかなり広がるかもしれません。
ポッドキャストを聴くなら「Shokz OpenRun Pro 2 Mini」がおすすめ
ここまで紹介してきたようなゲイ系ポッドキャストを、通勤中や散歩、家事、ちょっとした作業時間などに楽しみたい人には、Shokz OpenRun Pro 2 Miniがおすすめです。
ポッドキャストを聴くとき、意外と気になるのが「周囲の音が聞こえなくなること」。
一般的なイヤホンは耳の中をふさぐタイプが多いため、音声に集中できる一方で、街中を歩いているときや駅で移動しているときなどは、周囲の環境音が聞き取りにくくなることがあります。
Shokz OpenRun Pro 2 Miniは、耳をふさがないオープンイヤータイプの骨伝導イヤホン。耳を完全にふさがずに音声を楽しめるため、ポッドキャストを聴きながら周囲の音も確認しやすいのが特徴です。Shokz公式でも、OpenRun Pro 2はスポーツや日常で使えるモデルとして紹介されています。
特にポッドキャストとの相性がいいのは、音楽を聴くときほど「大音量で没入する必要がない」から。
「ゲイで茶を沸かす」のような複数人の会話を聞いたり、「モッコリラジオ」のような一人語りを聞いたり、海外の「That’s A Gay Ass Podcast」や「Unfiltered Gay Podcast」を英語のリスニングとして楽しんだりと、ポッドキャストは日常のさまざまな場面で活躍します。
通勤中に1エピソード聴く、散歩しながら続きを聴く、料理をしながら流しておくなど、「ながら聴き」をしたい人には特に使いやすいタイプです。
また、OpenRun Pro 2はUSB-C充電に対応し、連続再生時間は最大12時間。汗や水しぶきへの耐性を備えたIP55仕様なので、日常の移動や軽い運動などにも使いやすくなっています。
今回紹介している「OpenRun Pro 2 Mini」は、標準サイズよりも小さめのMiniサイズ。頭囲に合わせて選べる2サイズ展開になっているため、通常サイズだと少し大きく感じる人はMiniをチェックしてみるといいでしょう。
ゲイ系ポッドキャストは、恋愛やゲイカルチャーについてじっくり聴く番組だけでなく、日常の雑談を楽しめる番組や、海外の番組を英語で楽しめるものまでさまざま。
せっかくなら、スマホだけで聴くのではなく、自分の生活スタイルに合ったイヤホンを用意して、移動時間や家事の時間をポッドキャストタイムにしてみるのもおすすめです。
今回の記事で気になるポッドキャストが見つかった人は、ぜひお気に入りの番組を探してみてください。
