バーの数だけ出会いがありドラマがある。
ママさんのお店に対するこだわりや
ちょっとしたプライベートを除き見できる
”一期一会”ならぬ”一期イチGAY”

バーの数だけ出会いがありドラマがある。
ママさんのお店に対するこだわりや
ちょっとしたプライベートを除き見できる
”一期一会”ならぬ”一期イチGAY”

インタビュー協力/ドンぱん
【ママ】デキヒさん
優しさとノリの良さで包む、秋田出身のママ

新宿三丁目駅・C8出口から徒歩3分程度。
新千鳥街 2Fに見えてくるのが、この扉。
今回は「ドンぱん」さんにお邪魔してみた。

お店の外観はこんな佇まい。
階段を上がって2階へ。そこに現れる一枚の扉。
店内には30代〜50代のゲイが集まり、日本酒好きの方々がゆったりと杯を交わしている。
甘口・辛口をはじめ、好みに合わせて幅広く揃っているのもこのお店の魅力。
普段あまり日本酒を飲まない方でも、「ちょっと飲んでみようかな」と思える一軒。

本日はよろしくお願いしますー!

よろしく!
うちの店はどこに座っても話しやすいから、好きなところ座って!

こちらがお店の中の雰囲気。

今日、新しい甘口の日本酒が入ったんだよ〜。

お!そしたら日本酒ください!

はいよ!一緒にチェイサーもどうぞ。

ありがとうございます。
グラスもコースターも、お店のロゴが入ってるんですね!可愛い!

か、かわいい…。
ドンぱんのマスコットキャラクターとのこと。このキャラクターの服があったら、ついつい買っちゃうかも。

店内に一歩入ると、どこか懐かしさを感じる秘密基地のような空間。
壁一面に貼られたポスターや装飾、小物の数々に、ママの遊び心とこだわりが詰まっている。

席に着くと、あれよあれよとお菓子が並びはじめる。
その距離感と気軽さは、まるで親戚のおじさんの家に遊びに来たような居心地のよさ。

もともとのコンセプトは、角打ち(かくうち)のように、酒屋の風情を残しながら気軽に飲みに来られるお店。
肩肘張らずに一杯飲めて、自然と会話が生まれる空気がここにはある。

ほどよく雑多で、でも不思議と落ち着く。
にぎやかさの中にもやさしさがあり、気づけばのんびり長居してしまう。そんな雰囲気のお店だった。

お店の名前の由来は、秋田の民謡「ドンパン節」から取ったらしい!
いろいろと思い入れのある名前みたいだから、お店に行ったらぜひ聞いてみてね!

それでは!いくつか質問していきますね。
まずは、お店を始めたきっかけを教えてください。

そうだね。きっかけは、この街に何か恩返しできたらいいなって思ったことかな。大それたことじゃないけど、自分で店をやったら楽しいのかなって気持ちもあったんだよね。

恩返しですか。素敵なきっかけですね。
そういえばデキヒママは秋田出身でしたっけ?

そうそう、秋田なんだよ。
昔はアプリなんてなかったから、G-menとかサムソンを見て、“こういう世界があるんだ”って二丁目を知ったんだ。
秋田にいた頃は、自分がゲイだと知られないように、みんな隠しながら生きてる感じだったから、余計に気になる存在だったんだよね。

やっぱり、都会のそういう自由な空気って憧れますよね。初めて二丁目に来たときは衝撃だったんじゃないですか?

初めてこの街に来たとき、真冬で雪が降ってるのに、短パンに鉢巻きで「やだー!」って言いながら走ってる人がいてさ(笑)

そんな“ザ・ゲイ”みたいな人がいたんですか(笑)

そうなんだよ(笑)
それを初めて見たときに、“みんな自由に生きてるんだ”って衝撃だったし、なんだか救われた気持ちにもなったよ。

この街に来て、自分も助けられたからこそ、今度は自分が返していけたらいいなって思ったのがきっかけかな。

地方では自分らしさを隠しながら生きてきたからこそ、初めて見た二丁目の景色は強烈だったのだろう。
自由に笑い、自由に生きる人たちの姿に、救われたという言葉がとても印象的だった。

ただお店を始めたのではなく、自分が助けられた街へ恩返しがしたい。
その想いが根っこにあるからこそ、デキヒママのお店には人を受け入れるやさしさがあるのかもしれない。

初めての方でもどこか安心できて、自然と肩の力が抜ける。
そんな空気感は、ママ自身がこの街にもらった優しさの続きなのだと感じた。

昔なら「あるあるだよね!」って笑って話せたことも、今ではだんだん少なくなってきたのかもしれない。
時代が変わっていく中で、そんな昔ながらの空気や文化も、ふらゲイで少しでも残していけたらいいなと思っています。

お店を続けていく中で、これだけは大事にしたいなって思っていることってありますか?

そうだね。やっぱり、変わらないことを続けていきたいかな。
来た人に「ここは変わらないね」って思ってもらえる店でいたいんだよね。
親戚のおじさんの家みたいに、なんでも相談できるような店でありたいんだ。
狭い店だけど、怖がらずにドアを開けてみてほしいね。
ここをきっかけに、「ゲイバーってこんなところなんだ」って知ってもらって、そこからいろんなお店に広がってくれたら嬉しいよ。

変わらない安心感があるお店って、実はすごく貴重ですよね。
親戚のおじさんの家みたいに気楽に来られて、でも礼儀はちゃんとある。
だからこそ、居心地のよさを感じる方もきっと多いんだろうなって感じます。

話を聞いていて印象的だったのは、デキヒママがお店を“広がっていく入口”として考えていること。
ここだけで完結するのではなく、この場所をきっかけに、いろんな出会いや次の一歩につながってほしいという想いが伝わってきた。

初めての人には新しい世界を知るきっかけに。
常連の方には、いつもの顔ぶれに会える落ち着く場所に。

狭い店だと笑いながら話していたけれど、その分だけ人との距離は近い。
扉の向こうには、思っているよりずっとやさしい時間が流れていた。

普段お休みの日って、何されてるんですか?

休みの日は、ゲームしてることが多いかな。
FortniteとかFF14、モンハン、Apex、DBDあたりはよくやるね。配信を観たりするのも好きだよ。

あと、料理もするよ。最近はビーフシチューをよく作ってるかな。
鶏肉で作るのも意外とおすすめなんだよね。
それと、気分転換に自転車でふらっと遠くまで行くこともあるよ。
新宿駅まで行って、そのまま帰ってきたり(笑)
計画的にコツコツっていうより、思い立ったらすぐ動くタイプかもね。

めちゃくちゃ多趣味ですね(笑)
インドアもアウトドアもあって、休みの日をしっかり楽しんでる感じが伝わってきます。

そうだね(笑)
じっとしてるのはあんまり得意じゃないから、気になったことはとりあえずやってみるタイプなんだよね。

どこか親戚のおじさんの家のような気楽さがありながら、礼儀や距離感はきちんと大切にされている。
その絶妙なバランスが、このお店ならではの居心地のよさにつながっているのだと思う。

デキヒママは、アラサーの僕くらいの世代からすると、頼れる兄貴みたいな存在。
話しやすさの中に包容力もあって、困ったことがあればふと相談したくなるような安心感がある。

変わらない安心感があり、ふらっと立ち寄れば自然と会話が生まれる。

ゲイバーが初めての方や、気楽にゆっくり飲めるお店を探している方には特におすすめ。
気になる方は、ぜひ一度足を運んでみてください。

エリア

新宿二丁目

料金目安

セット料金:2,000円(ワンドリンク込み)
2杯目から +1,000円

ボトル料金:7,000円(ボトルチャージ2,000円+ボトル代5,000円〜)
追加のデキャンタ+500円

営業時間

(火曜~金曜)18時~1時
(土   曜)18時〜2時
(祝 前 日)18時〜0時
(定 休 日)日曜・月曜
 ※日曜と月曜日は隔週で営業!!
  詳しくはお店のSNSをご確認ください!!

店内のムード

(平日)しっぽり・隠れ家
ゆっくりママと話せます。
(週末)にぎやか
みんなでワイワイ盛り上がってます。

客層イメージ

オールジャンル
年 齢 20代〜70代
メイン 30代〜50代

店内ルール

ゲイの方メインのお店です。
ノンケ(ストレート)、女性は紹介のみ入店可能です。

その他・店内について

【席数】
8名(カウンター8席)
立ち飲み合わせて15名程度
【喫煙】
全面喫煙
【フード】

【カラオケ】

【外国語】
無(海外の方はWelcomeです)
【支払い方法】
現金
【Wi-Fi】

住所

東京都新宿区新宿2-18-10 新千鳥街 2F

アクセス方法

新宿三丁目駅(C8出口)から徒歩3分程度

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