バーの数だけ出会いがあり、ドラマがある。 ママさんのお店に対するこだわりや ちょっとしたプライベートを覗き見できる “一期一会”ならぬ、“一期イチGAY”
GAB一期イチGayのアイキャッチ画像
新宿二丁目エリアのゲイバー

会社員から二丁目のママへ。アキラさんが続けてきたGAB

会社員として働いていた30代後半、アキラさんは「やるなら今だ」と決め、2007年1月に新宿二丁目でGABを開きました。知り合いの多くない街での開店には、不安もあったといいます。大阪の友人がつけた店名や、店を続ける中で大切にしてきたことを聞きました。

一人でも自分のペースで カラオケ有 落ち着いて会話を楽しめる 40代〜50代中心/20代も歓迎
アキラさんのアイコン
インタビュー協力 / GAB

【ママ】アキラさん

関西出身。20代には関西で店子として働き、店も営みました。会社員を経て2007年にGABを開店。今は自分を「新宿っ子」と話します。

青い「GAB」の向こうに

写真に写る、青い「GAB」の文字。大阪から二丁目にやって来たアキラさんの店には、大阪の友人が考えた名前がついています。

新宿二丁目GABの外観。青いGABの看板と入口

カウンターとテーブル、今のGABの風景

写真にはカウンターとテーブル席、壁の記念ポスターが写っています。この場所にアキラさんがどんな思いを込めてきたのか。GABを開く前の話から聞きました。

来店される客層:40代〜50代を中心に、幅広い世代が訪れます。

店内の雰囲気:落ち着いて会話を楽しめる時間が中心。週末はグループでにぎわうことも。

一人での来店:一人でも自分のペースで過ごせます。

最初のゲイバーで覚えていること

GABを開く前、アキラさんにも、客としてゲイバーで過ごした時間がありました。初めて行った頃の話を聞くと、週末には若い人が集まり、年上のお客さんもいる店の風景を思い出してくれました。

ふらっと
初めてゲイバーに行った時は、どんな雰囲気でしたか?
アキラさん
週末は若い子が集まっていましたね。年上のお客さんもいて、ママに「せっかくなら一杯いただきなさいよ」って言われたことも覚えています。居心地がよくて、楽しかったです。

若い人も年上の人もいる店でママに声をかけられたことは、GABを開く前の楽しい記憶として今も残っているようです。

「やるなら今だ」と思った30代後半

会社員として働いていたアキラさんには、以前からゲイに関わる仕事への思いがありました。30代後半になり、新宿二丁目にGABを開くことを決めます。

ふらっと
会社員として働く中で、GABを開こうと思ったきっかけは何ですか?
アキラさん
昔からゲイに関わる仕事をやってみたかったんです。30代後半になって、「やるなら今だな」と思いました。
ふらっと
お店を通じて、どんなことを楽しみにしていましたか?
アキラさん
友達をもっとつくりたかったし、まだ見ぬイケメンにも会いたかったんですよ(笑)。
ふらっと
「イケメンに会いたい」も、正直でいいですね(笑)。

店を開く決断には、友達やまだ出会っていない人への期待も重なっていました。

二丁目でGABを開く

店を構える場所に選んだのは、新宿二丁目。魅力を感じていた街でしたが、二丁目には知り合いも多くなく、東京で店子をした経験もありませんでした。

ふらっと
二丁目にお店を開こうと思ったのは、どうしてですか?
アキラさん
当時から「世界の二丁目」なんて言われていて、ゲイバーをやるには魅力的な場所でした。ひっそり、しっぽりした街の感じも好きだったんです。
ふらっと
東京・二丁目で店を開く時、不安もありましたか?
アキラさん
東京では店子をしたことがなくて、二丁目に知り合いも多くなかったんです。二丁目では右も左も分からず、いい店ができたらと思いながら不安でしたね。

お店の名前は、大阪の友人が考えてくれました。

ふらっと
「GAB」という名前には、どんな由来があるんですか?
アキラさん
大阪の友達がつけてくれたんです。かわいいし、覚えやすいかなと思って。

そうして2007年1月、GABをオープン。「いい店ができたら」と願いながら、二丁目で新たな一歩を踏み出しました。

出会いの場所を続けたい

「友達をもっとつくりたかった」と、店を始めた動機を笑い交じりに話すアキラさん。GABで人と人が出会うことについて、今の思いを聞きました。

ふらっと
店を始めた時、人と出会えることも楽しみだったんですね。今はGABに、どんな場所であってほしいですか?
アキラさん
ちょっとした出会いの場所にもなってほしいですね。恋人でも、友達でも。待ち合わせの場所にもなってほしい。そういう場所を作り続けていきたいです。

恋人との出会いだけでなく、友達や待ち合わせも挙げるアキラさん。「ちょっとした」という言葉には、特別な出来事を構えずに人と会える場所であってほしいという思いがにじみます。

人が気持ちよく居合わせるために

人が出会う場所だからこそ、居合わせた人が気持ちよく過ごせることも大切。アキラさんは店の空気について、自分が苦手なことも含めて話してくれました。

ふらっと
お店で大切にしていることはありますか?
アキラさん
僕自身、人のことを悪く言うような話は苦手なんです。周りの人に迷惑がかかる飲み方にならないよう、気をつけています。

誰かと出会うきっかけをつくるだけでなく、集まった人が気持ちよく同じ時間を過ごせるようにする。そんな気配りも、アキラさんが続けてきた店づくりの一部です。

開店が近かったLOGOSと、店の外でも

GABの開店は2007年1月。同じ年の2月に開いたLOGOSのキミさんとは、時期が近かったことから交流が始まりました。店の外でも続いている付き合いについて聞きました。

ふらっと
LOGOSとは、どんなふうに仲良くなったんですか?
アキラさん
オープンした日が近くて、「仲良くしましょう」って。それから一緒にバーベキューや忘年会をやっています。ありがたいですね。

知り合いの少ない二丁目で店を始めたアキラさん。開店時期の近いLOGOSとの交流も、GABを続ける中で育った縁の一つです。バーベキューや忘年会では、いつもの店の席を離れて顔を合わせます。

LOGOSのキミさんへのインタビューも、ふらっとゲイバーマップで公開しています。「一期イチGAY Vol.16|LOGOS」も、よろしければご覧ください。

映画と洋楽、そして新宿で過ごす休日

店での話から少し離れて、休日の過ごし方も聞きました。

ふらっと
お休みの日は、どんなことをしていますか?
アキラさん
映画を観るのが好きです。ジャンルは決めず、何でも観ます。話題の映画を映画館に観に行くこともありますよ。散歩してご飯を食べたり、80年代や90年代の洋楽を聴いたりもします。
ふらっと
新宿で過ごすことも多いですか?
アキラさん
新宿っ子ですからね。新宿には何でもありますし。

大阪から二丁目へ来たアキラさんが、今は自分を「新宿っ子」と呼ぶ。店の外では映画を観たり、街を歩いたりして過ごしています。

ふらっと視点で見たGAB

本日のゲイバーはこんなところでした

初めて訪れたゲイバーでママから声をかけられた記憶。会社員として働いていた30代後半に「やるなら今だ」とGABの開店を決めました。二丁目に知り合いが多くない中での開店には、期待と不安があったそうです。

店名を考えた大阪の友人、開店時期の近いLOGOSとの交流。アキラさんの歩みには、人と出会うことを楽しみに始めた店だからこその縁が重なっています。

友達や恋人との「ちょっとした出会いの場所」を続けたい。そのために、居合わせた人が気持ちよく過ごせる空気にも目を配る。アキラさんの言葉から、GABを続けてきた思いが伝わりました。

GABの基本情報はこちら

料金・営業時間・アクセスなど、来店前に確認したい詳しい情報は基本情報ページにまとめています。

※掲載内容は取材時点の情報をもとに作成しております。料金や営業時間など、最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

※掲載内容は取材時点の情報をもとに作成しております。料金や営業時間など、最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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