バーの数だけ出会いがありドラマがある。 ママさんのお店に対するこだわりや ちょっとしたプライベートを覗き見できる “一期一会”ならぬ、“一期イチGAY”
浅草「工事現場」と上野「GENBA」、のりさんとおかんさんのアイキャッチ
浅草・上野エリアのゲイバー

来てくれる人を大切にするのりママと、聞き上手なおかんママ。浅草「工事現場」と上野「GENBA」

広島で知り合いから「ゲイバーに行ってみたら?」と言われたのりさん。通ううちに自分も店をやってみたいと思い、東京で店を始めました。今はおかんさんとともにお客さんを迎えています。二人に、浅草「工事現場」、上野「GENBA」について聞いてみました。

浅草「工事現場」 上野「GENBA」 のりさん・おかんさん

インタビュー協力 / 工事現場・GENBA

ママ

【ママ】のりさん

来てくれる人を大切にするのりママ。初めての方も常連さんも分け隔てなく迎えます。「お客さんがいての私」という思いで、一人ひとりに向き合っています。

ママ

【ママ】おかんさん

お客さんとの会話を大切にし、一人ひとりの話に耳を傾ける、聞き上手のおかんさん。初めての方とも、話すうちに自然と会話が広がります。

浅草の「工事現場」へ

通りに立つ縦看板と、扉の横で光る「工事現場」の文字。店名は、のりさんが以前ガテン系の仕事をしていたことに由来します。ガテン好きの方が来ることもありますが、コスプレバーではありません。

店内には黄色と黒のラインが入ったカウンターとテーブル席があります。

来店される客層:若い方から年配の方まで、幅広い年代の方が訪れます。

店内の雰囲気:平日はゆったり飲めて、週末はワイワイ。お客さん同士もフレンドリーです。

一人での来店:一人で来る方が多く、初めての方がぽつんとならないよう、周りのお客さんも交えて話しています。

カウンターで、二人が大切にしていること

お店で大切にしていることを教えてください。
のりさん来てくれている方を大切にしています。お客さんはみんな平等に。いろんなお客さんが来るし、お客さんがいての私なので。
おかんさんは聞き上手ですよね。話していると、こちらからもいろいろ話したくなります。
おかんさん人の話を聞くのが好きなんです。人に興味がある系なので、自然と会話に入る感じですね。

「行ってみたら?」から始まった、初めてのゲイバー

広島にいた頃、のりさんがサウナで親しくなった人とゲイバーの話になりました。行ってみたのは、その人の「行ってみたら?」という一言がきっかけです。

初めてゲイバーへ行ったのは、どんなきっかけだったんですか?
のりさん広島で、サウナで仲良くなった人とゲイバーの話になって。「行ってみたら?」って言われて、初めて行きました。
行く前に気になったことはありましたか?
のりさんいくら持っていけばいいのか分からなくて。知り合いに「いくら持っていけばいい?」と聞いたら、「10万円くらい」って(笑)。
初めて入ったお店では、どうでしたか?
のりさん右も左も分からなくて。「あんた初めて?」って聞かれて、つい本名を名乗ったら、「本名を名乗ったらダメじゃないの。のりくんね」って。
実際のお会計は、いくらだったんですか?
のりさんハイボールをたらふく飲んで、6万円くらいかなと思っていたら、6千円くらいだったんです。びっくりするほど安くて(笑)。それから2年ほど、ほとんど毎日飲みに出ていました。

広島から上京、半年でママ

広島で2年ほど飲みに通ったのりさんは、その後、東京で自分の店を始めます。

自分でもお店をやってみたいと思ったのは、どうしてですか?
のりさん広島の知り合いがよくしてくれて、ゲイバーに通うようになったんです。通っているうちに、俺もお店をやってみたいなと思って。
東京で始めようと決めたのは?
のりさん広島は知り合いも多かったので、「せっかくやるなら東京かな?」と思い、上京しました。
東京へ行ってから、どのくらいでママになったんですか?
のりさん東京に来て半年でママになったんです。何も知らないまま始めて、あれよあれよという感じでしたね。
おかんさんは、いつからお店に?
おかんさんお店ができて3周年くらいの頃に入って、10年ほど店子をやりました。それから、のりと二人でママをしています。

一人でも会話のきっかけを

一人で来る方も多いですか?
のりさん一人で来る方が多いですね。初めて来た人がぽつんとならないように、周りのお客さんも交えて話しています。
お客さん同士でも仲良くなるんですね。
のりさん週末はみんなでワイワイしています。お客さん同士で海外旅行に行くこともありますよ。忙しいときは、手伝ってくれる方もいるんです。

浅草「工事現場」と上野「GENBA」

浅草の「工事現場」を続けながら、上野にはショットバー「GENBA」も開きました。上野で店を始めるとき、漢字の「工事現場」では海外から来る方に伝わりにくいかもしれないと考え、「GENBA」と名付けたそうです。

上野「GENBA」の外観と店内はこんな感じ

待ち合わせ前に一杯立ち寄る方も、カラオケやイベントを楽しむ方もいます。海外からのお客さんも訪れ、お客さん同士で仲良くなることもあるそうです。広い店内は貸切にも対応。団体で集まるなら、上野「GENBA」がおすすめです!

来店される客層:海外からのお客さんや、グループで訪れる方もいます。

店内の雰囲気:お酒やカラオケ、イベントを楽しめる、にぎやかなショットバーです。

一人での来店:一人で来る方が多く、待ち合わせ前の一杯にも立ち寄れます。

お休みの日の過ごし方

お休みの日は、どんなふうに過ごしていますか?
のりさん家で撮りためたものを見たり、お風呂やマッサージに行ったり。飲みに出ることもありますよ(笑)。
家では、どんなものを見ていますか?
のりさんYouTubeで「BreakingDown」を見たりしてます(笑)。Netflixや浮気調査の番組も見ますよ。
わあ、BreakingDown! のりさん、そういういかつい番組を見ていそうなイメージがあります(笑)。
おかんさんは、お休みの日は?
おかんさん私はあまり外に出ず、家でNetflixとか動画をずっと見てます。おしまいです(笑)。

これから訪れる方へ

最後に、浅草「工事現場」を訪れる方へいただいたメッセージです。

「すごくハードルは低いよ(笑)。初心者でもポツンとしない。若い方から年配の方まで幅広いです。浅草にお越しの際は、ぜひお待ちしています!」

ふらっと視点で見た工事現場とGENBA

本日のゲイバーはこんなところでした

印象に残ったのは、のりさんの「お客さんがいての私」という言葉でした。おかんさんは、人の話を聞くのが好きだと話します。一人で来た方を会話に迎える浅草「工事現場」で、その二人がカウンターに立っています。

のりさん自身も、最初は飲み代も勝手も分からないままゲイバーへ行った一人でした。そこから東京で店を始め、おかんさんが加わり、今は来てくれる人を迎える側にいます。上野「GENBA」には、浅草とはまた違う立ち寄り方があります。

二つのお店の基本情報はこちら

料金・営業時間・アクセスなど、来店前に確認したい情報は各店の基本情報ページにまとめています。

※掲載内容は取材時点の情報をもとに作成しております。料金や営業時間など、最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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